ことばとからだの戦後史
著者
書誌事項
ことばとからだの戦後史
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1997.2
- タイトル別名
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時満ちくれば : 「愛」へと至らんとする15の歩み
- タイトル読み
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コトバ ト カラダ ノ センゴシ
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注記
底本: 「時満ちくれば : 「愛」へと至らんとする15の歩み」(筑摩書房, 1988年8月刊)
内容説明・目次
内容説明
死をむかえる前、いのちの流れの切り替わる時というのがある。61歳に至り、昏迷のなかからその時を自覚した著者が、「からだ」と「ことば」を通して紡ぎ出してきた自らの軌跡をたどる。「他者」とのかかわりの歴史のなかから掬い上げる、「ことば」が孕んできたさまざまな思いや感情、「からだ」を解き放って、はじめて見いだした深い悲しみと愛…。独自の演劇活動と社会の歩みをふりかえる。
目次
- プロローグ 六十一歳の越え方
- 1 はじめに「からだ」ありき(からだの海にざわめき立つ波;落穂捨て 一九四五 ほか)
- 2 レッスンへ(からだ、風のごとく;こえによって「よむ」ということ ほか)
- 3 他者への歩み(皐月の花はむらさきのいろ;援助するということ ほか)
- エピローグ 断章—「愛」そして「他者」
「BOOKデータベース」 より