サッカーボール型分子C[60] : フラーレンから五色の炭素まで
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書誌事項
サッカーボール型分子C[60] : フラーレンから五色の炭素まで
(ブルーバックス, B-1168)
講談社, 1997.4
- タイトル別名
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サッカーボール型分子C60
- タイトル読み
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サッカー ボールガタ ブンシ C 60: フラーレン カラ ゴショク ノ タンソ マデ
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注記
参考図書: p162-165
内容説明・目次
内容説明
1985年、炭素原子60個がサッカーボールそっくりの美しい球状構造をつくるC60分子が偶然に発見された。後のノーベル化学賞受賞につながる発見のニュースは世界を驚かせ、研究のラッシュを引き起こした—ありふれた炭素が究極ともいえるシンメトリー構造をつくるのはナゼか、類似のものがあるのか、何かに使えるのではないか?現在は「フラーレン」と呼ばれる、この科学的ロマンに満ちた謎の多い物質は、意外なことに私たちの身近にある黒い墨や煤の中にも存在する。炭素が持つ多面的な姿にふれながら、C60をはじめとするフラーレンの最新像を紹介する。
目次
- 第1部 フラーレンの発見(新しい炭素分子C60発見の衝撃;フラーレンの予言者は日本人)
- 第2部 五色の炭素—フラーレンから木炭まで(赤い炭素;黄色い炭素 ほか)
- 第3部 フラーレンと炭素の仲間たち(フラーレンはどのようにできるのか?;“サッカーボール”の仲間たち ほか)
「BOOKデータベース」 より