線文字Bの解読
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書誌事項
線文字Bの解読
(みすずライブラリー)
みすず書房, 1997.6
第2版
- タイトル別名
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The decipherment of linear B.
- タイトル読み
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センモジ B ノ カイドク
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注記
原著第2版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1952年の線文字Bの解読成功は、古代史研究に画期的な進歩をもたらす大事件だった。クレタ島出土の粘土板に誌されたこの文字は、エヴァンズによる発見から半世紀の後、ついにマイクル・ヴェントリスの手で読み解かれたのである。本書ではその共同研究者チャドウィックが、夭折した天才ヴェントリスを主人公に、解読の経過をつぶさに追い、また解読を通じてうかがわれたミュケナイ世界の姿を描き出す。一篇の推理小説を思わせる、サスペンスと知的感興にみちたストーリー、先史時代ギリシアへの格好の入門書である。
目次
- 第1章 マイクル・ヴェントリス
- 第2章 ミノア文字
- 第3章 希望と失敗
- 第4章 学説の誕生
- 第5章 成長と発展
- 第6章 解読と批判者
- 第7章 ミュケナイ時代ギリシアの生活
- 第8章 展望
「BOOKデータベース」 より