散逸構造とカオス
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散逸構造とカオス
(岩波講座現代の物理学 / 江沢洋 [ほか] 編, 15)
岩波書店, 1997.8
第2刷
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サンイツ コウゾウ ト カオス
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National Institutes of Natural Sciences Okazaki Library and Information Center図
420.8/Iw/159131572118,9107813611
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Note
第2次刊行
参考書・文献: p293-305. 索引: p309-314
Description and Table of Contents
Description
流転する自然のさまざまな局面は非平衡開放系であり、精妙に自己組織された多彩な運動を展開する。本書は、その散逸構造あるいはカオスがどのような形態と構造をもち、いかなる物理的プロセスをもたらすかを解説する。第1部で諸種の散逸構造を取り扱う現象論的アプローチを概説し、それらの根底にある普遍構造を取り出す縮約理論を論ずる。カオスは、偶然性を含む複雑な運動であるが、端正なアトラクターを形成し、フラクタル構造をはじめいろいろな相似性をもつ。第2部ではそのカオスの幾何学的記述と統計的記述を統合的に述べる。
Table of Contents
- 1 散逸構造(散逸構造の典型例;振幅方程式とその応用;反応拡散系と界面ダイナミクス;位相ダイナミクス;縮約理論の基礎)
- 2 カオスの構造と物理(カオスへの物理的アプローチ;散逸力学系の分岐現象;非周期運動の統計物理;カオスの分岐と臨界現象;保存系カオスの混合性と拡散)
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