この薬はウサギかカメか : 体内での薬の動き・働き・スピード

書誌事項

この薬はウサギかカメか : 体内での薬の動き・働き・スピード

澤田康文著

(中公新書, 1375)

中央公論社, 1997.8

タイトル読み

コノ クスリ ハ ウサギ カ カメ カ : タイナイ デノ クスリ ノ ウゴキ ・ ハタラキ ・ スピード

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注記

参考文献: p242

内容説明・目次

内容説明

薬の効き方から、薬を「ウサギのような薬」「カメのような薬」と分類できる。前者は体内への吸収が速く、強い作用が一気に現われ、急速に減弱していくタイプ。後者は飲んだ当初作用は弱いが、徐々に強くなり、長時間持続するタイプ。この二つのタイプは、腎臓病、肝臓病、心臓病のとき、薬の飲み合わせがあるとき、年齢・体重などにより、相互に変身する。体の中で一体何が起こっているかを明らかにし、薬の適正使用について考察する。

目次

  • 第1章 体内での「薬の動きと働き」のスピード
  • 第2章 薬が「ウサギ」や「カメ」になるメカニズム
  • 第3章 体のサイズと「薬の動きと働き」
  • 第4章 体内での薬の変身—ウサギがカメに、カメがウサギに
  • 第5章 「ウサギのような薬」をカメに変える方法

「BOOKデータベース」 より

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