もの食う人びと
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書誌事項
もの食う人びと
(角川文庫, 10373)
角川書店, 1997.6
- タイトル読み
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モノ クウ ヒトビト
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注記
底本: 共同通信社, 1994.6刊. 共同通信の国際通年企画「もの食う人々」(1993.3-1994.3, 全51回)を加筆・修正
内容説明・目次
内容説明
人は今、何をどう食べているのか、どれほど食えないのか…。飽食の国に苛立ち、異境へと旅立った著者は、噛み、しゃぶる音をたぐり、紛争と飢餓線上の風景に入り込み、ダッカの残飯からチェルノブイリの放射能汚染スープまで、食って、食って、食いまくる。人びととの苛烈な「食」の交わりなしには果たしえなかった、ルポルタージュの豊潤にして劇的な革命。「食」の黙示録。連載時から大反響をよんだ感動の本編に、書き下ろし独白とカラー写真を加えた、新しい名作文庫の誕生。
目次
- 旅立つ前に
- 残飯を食らう
- 食いものの恨み
- ピナトゥボの失われた味
- 人魚を食う
- ミンダナオ島の食の悲劇
- 食と想像力
- 胃袋の連帯
- うどんの社会主義
- ベトナム銀河鉄道〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より