田園とイギリス人 : 神が創りし天地で

書誌事項

田園とイギリス人 : 神が創りし天地で

小林章夫著

(NHKブックス, 804)

日本放送出版協会, 1997.9

タイトル別名

田園とイギリス人 : 神が創りし天地で

タイトル読み

デンエン ト イギリスジン : カミ ガ ツクリシ テンチ デ

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内容説明・目次

内容説明

イースト・アングリア地方の穏やかな田園やサマセットのなだらかな牧草地。目の前に広がる愛すべき風景のなかで、人びとは静けさを感じ、心をなごませる。あるいはスコットランドのハイランドやウェールズの山々。荒涼たる原野といえるその地は、人びとの心を揺さぶり、自然の過酷さを教える。南イングランドに暮らした著者が、田園のもつ二つの貌(かお)について、また日々の生活から感じたイギリス人の自然観について、歴史・文学を織りなしながら奔放に語る。“イングリッシュネス(イギリスらしさ)”とは何か。田園と都市、人間と自然について考える九つの物語。

目次

  • 1 風景—夢と現実
  • 2 森—失われゆく自然
  • 3 道—イギリス人の美意識
  • 4 城—守るべき父祖の地
  • 5 庭—多様のなかの統一
  • 6 川—静かなること
  • 7 山—ハイランドの霊
  • 8 リゾート—自然への回帰
  • 9 都市—人間の創りしもの

「BOOKデータベース」 より

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