シオラン : あるいは最後の人間
著者
書誌事項
シオラン : あるいは最後の人間
(叢書・ウニベルシタス, 593)
法政大学出版局, 1997.12
- タイトル別名
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Cioran : ou le dernier homme
- タイトル読み
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シオラン : アルイワ サイゴ ノ ニンゲン
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注記
原著 (Paris : José Corti, 1990) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
歴史と永遠からの形而上的亡命者として既存の思想・神学体系と対決しつづけた異色の表現者—シオランの作品における神秘主義、仏教、歴史、音楽、言語等主要テーマの中核に「グノーシス」の思想を探り当て、その基本的見取図を示す。
目次
- 第1部 亡命者あるいは時間への失墜(歴史と永遠からの亡命者;歴史あるいは終末への熱狂;形而上的亡命者—グノーシス者;言葉への亡命者;懐疑論あるいは世世界への疎遠性)
- 第2部 神秘と知恵あるいは時間からの失墜(否定神学;認識の源泉としての眩暈;仏教と覚醒;音楽あるいは見出された楽園)
- 第3部 作家の逆説あるいは再び見出された時(実存の誘惑—軽薄擁護;脱眩惑化のために書く—不毛性の規律)
「BOOKデータベース」 より