ドイツにおける職業教育・訓練の展開と構造 : デュアルシステムの公共性の構造と問題性

書誌事項

ドイツにおける職業教育・訓練の展開と構造 : デュアルシステムの公共性の構造と問題性

佐々木英一著

風間書房, 1997.12

タイトル読み

ドイツ ニオケル ショクギョウ キョウイク クンレン ノ テンカイ ト コウゾウ : デュアル システム ノ コウキョウセイ ノ コウゾウ ト モンダイセイ

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注記

1996年1月名古屋大学大学院教育学研究科から博士号を授与された学位請求論文に若干の補筆修正をおこなったもの

内容説明・目次

内容説明

本書は、直接的には、デュアルシステムの発展過程を、その公共性の構造の特徴に注目して、明らかにする。デュアルシステムの歴史的実証的な研究に重点を置くのではなく、その公共性の態様及びそれを正当化する言説を分析の主たる対象としている。

目次

  • 本研究の課題と方法
  • 工業徒弟制の生成と展開(工業熟練労働者(専門労働者)資格の成立;工場学校の成立)
  • 社会民主主義勢力の職業教育・訓練改革論—世紀転換期における国立教習作業場の設立要求
  • ワイマール期ドイツにおける職業訓練法案をめぐる労使の対立
  • ナチス期における工業徒弟制の確立
  • 第2次大戦後におけるデュアルシステムの維持と復古
  • 1970年代におけるデュアルシステムの揺らぎ
  • 戦後西ドイツにおける1960年代初期までの職業教育理論の展開
  • 1970年代における職業教育理論の転換
  • デュアルシステムにおける公共性の構造的特質

「BOOKデータベース」 より

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