日本中世の百姓と職能民
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日本中世の百姓と職能民
(平凡社選書, 170)
平凡社, 1998.2
- タイトル読み
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ニホン チュウセイ ノ ヒャクショウ ト ショクノウミン
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内容説明・目次
内容説明
「百姓は農民ではない」—私たちの「常識」をくつがえすこの言葉は、一体どのような意味をもつのだろうか。そして、百姓とはいかなる身分のどのような人々であったのか。彼らの負担した「年貢」「上分」「公事」といわれるものの実態は?また、「番匠」「鍛冶」から「巫女」「博打」に至る「道々の者」を描いた「職人歌合」にみられるような職人とは、本来、どのような人々だったのか。専ら特定の職能によって生きた人々の、社会の中でのあり方はいかなるものであっただろうか。史料の読みの深さ、周到な目配り、学界の最新の成果をくみとりつつ、著者の年来のテーマと主張を網羅して、日本中世の民衆像を再検討する。
目次
- 第1部 百姓(「平民」について;百姓の負担)
- 第2部 職能民(「職人」;職能民の存在形態—神人・供御人制;中世遍歴民と芸能;神人・供御人;職人の図像)
「BOOKデータベース」 より