ヨーロッパ中世人の世界
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ヨーロッパ中世人の世界
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1998.3
- タイトル読み
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ヨーロッパ チュウセイジン ノ セカイ
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注記
底本: 「ヨーロッパ中世人の世界」(筑摩書房, 1983年11月刊)
内容説明・目次
内容説明
「愛は十二世紀の発明である」—たとえば、この逆説とも響く主張を、ヨーロッパ中世文学の華、トルバドゥール詩歌や『トリスタン物語』を題材に検証するとどうなるか。あくまで同時代に流布したテクストから出発し、時代の文脈を逸脱することなく、中世人たちの愛と死、そして夢の世界を情熱的な文章で綴る、文学・歴史エッセイ集。
目次
- 中世の知識人—アベラールとその後裔たち
- 中世人と死
- 中世人と夢
- 中世人の法意識
- 中世の「近親相姦」伝承
- 愛、十二世紀の発明
- 司祭アンドレの『恋愛術』
- モロワの森の恋人たち
- ファブリオ、コント、ノヴェレ
- ファブリオの世界
- 悪女伝『リシュー』
- トルバドゥール芸術とアラビア文化
- ある写本の話
- 海の星—Stella Maris
「BOOKデータベース」 より