『西遊記』の神話学 : 孫悟空の謎
著者
書誌事項
『西遊記』の神話学 : 孫悟空の謎
(中公新書, 1418)
中央公論社, 1998.5
- タイトル別名
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西遊記の神話学 : 孫悟空の謎
- タイトル読み
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サイユウキ ノ シンワガク : ソン ゴクウ ノ ナゾ
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注記
参考文献: p237-241
内容説明・目次
内容説明
孫悟空はギリシア神話の英雄・豪男ヘーラクレースの一族、観世音菩薩は同じく知恵の神女アテーナーの姉妹である。『西遊記』はユーラシア大陸の神話をひろく吸収して成立した一大神話的ドラマである。現代の比較神話学の力を借りて分析すると、三機能・死と再生など『西遊記』の深層に隠されていた神話的モティーフが次々と明らかにされる。元・明の間という時代に、なぜこうした物語が成立したのか。中国史にも謎を投げかける。
目次
- アテーナーから観世音へ
- 女神の零落
- 天の簒奪者
- パーンドゥ五王子
- ヘルメース・プロメーテウス・ヘーラクレース
- 祭司・戦士・生産者
- 孫悟空と猪八戒
- 猪八戒はイノシシかブタか
- 『西遊記』の根元テーマ
「BOOKデータベース」 より