語る身体の民族誌
著者
書誌事項
語る身体の民族誌
(ブッシュマンの生活世界, 1)
京都大学学術出版会, 1998.5
- タイトル別名
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語る身体の民族誌
- タイトル読み
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カタル シンタイ ノ ミンゾクシ
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注記
引用文献: p341-345
索引(事項索引・日本語-グイ語対照索引): p360-353
内容説明・目次
内容説明
原野に生きる人々の猥雑な会話の中にヒトの文化と社会の成り立ちを見る。奔放な「恋人関係」の噂、「糞」や「肛門」の話が飛び交うののしり、動物や食べものについての不思議な語り—ブッシュマンの、愉快で生き生きとした会話には、原野に生きる人々の精神世界と社会構造とが鮮やかに織り込まれている。精緻な会話記録という新しい民族誌の方法を示し、人類学の可能性を探る会心作。
目次
- 序章 会話の民族誌へむけて
- 第1章 ことばのなかの身体
- 第2章 老いた恋人たち—婚外性関係の個人史
- 第3章 感情の回路—婚外性関係の論理
- 第4章 人間のカテゴリー化—「民族」間の境界
- 第5章 物語の愉悦—民話はいかに語られるか
- 第6章 日常会話の背後へ—背景知と信念の活性化
- 終章 「語る身体」自然、そして権力—途上での総括
「BOOKデータベース」 より