近代日本のアジア観
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近代日本のアジア観
(MINERVA日本史ライブラリー, 5)
ミネルヴァ書房, 1998.5
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ノ アジアカン
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内容説明・目次
内容説明
本書は、アジア主義の代表的人物である近衛篤麿、宮崎滔天、北一輝、大川周明や、ジャーナリストの徳富蘇峰、外交官の幣原喜重郎、評論家の竹内好、このほか実際のアジア政策や外交理念に影響を有した組織、また文学作品を取り上げ、近代日本がアジアをどのように観ていたか検証しようとするものである。研究者による正・負両面を見据えた考察により、今一度過去の価値ある思想や人物から学ぶべきことを学び、今後のアジアと日本のあり方を探る。
目次
- 序章 「日本とアジア」か「アジアの日本」か
- 第1章 徳富蘇峰—「支那」観にみる「発想の根源」
- 第2章 近衛篤麿と支那保全論
- 第3章 宮崎滔天—辛亥革命の陰の功労者
- 第4章 「不潔」と「恐れ」—文学者に見る日本人の韓国イメージ
- 第5章 幣原喜重郎の「対支外交」—内政不干渉主義を中心に
- 第6章 外務省の「対支政策」1929—1943
- 第7章 北一輝のアジア主義
- 第8章 大川周明のアジア観
- 第9章 昭和研究会における東亜共同体論の形成
- 第10章 大東亜共栄圏の思想
- 第11章 竹内好—「方法としてのアジア」の有効性
「BOOKデータベース」 より