Bibliographic Information

太宰治と聖書

野原一夫著

新潮社, 1998.5

Title Transcription

ダザイ オサム ト セイショ

Access to Electronic Resource 1 items

Available at  / 88 libraries

Note

太宰治の肖像あり

Description and Table of Contents

Description

昭和十一年十月、パビナール中毒で入院中、太宰は聖書に耽溺した。「HUMAN LOST」「斜陽」「桜桃」など主要作品の鍵となる聖句の数々を取り出し、鮮やかに解析しながら、太宰にとっての神とは、罪障とは何かを問う。太宰文学にちりばめられた聖書の言葉を鍵に、生き急いだ生涯に新たな光をあてる画期的な書。

Table of Contents

  • 聖書への接近
  • なんぢら断食するとき、かの偽善者のごとく悲しき面容をすな
  • 空飛ぶ鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に収めず
  • 「駈込み訴へ」
  • パウロの書簡
  • 己れを愛するがごとく、汝の隣人を愛せ
  • 赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し
  • 身を殺して霊魂をころし得ぬ者どもを懼るな、身と霊魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ
  • われ、山にむかひて、目を挙ぐ

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA36007832
  • ISBN
    • 4103353074
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    201p, 図版1枚
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top