書誌事項

とりかへばや

友久武文, 西本寮子校訂・訳注

(中世王朝物語全集, 12)

笠間書院, 1998.6

タイトル読み

トリカエバヤ

統一タイトル

とりかへばや物語

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注記

底本: 東京大学文学部国語研究室蔵の四冊の写本

年立・系図・梗概・解題・参考資料: p[333]-368

内容説明・目次

内容説明

大納言の異腹のきょうだいは、引っ込み思案の男君と活発な女君であった。大納言の「とりかへばや」の嘆きをよそに、性を取り違えられたまま、男君は女として、女君は男として成人する。女中納言は右大臣の四の君と結婚するが、宰相に密通され、自身も見破られて懐妊し、女姿に戻って出産する。男君は尚侍として女春宮に出仕し契りを結ぶが、男姿に戻って女中納言を探し出す。再会した二人は、それぞれの立場を入れ換えて、栄達への道を上っていく。

「BOOKデータベース」 より

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