「ミシマ」から「オウム」へ : 三島由紀夫と近代

書誌事項

「ミシマ」から「オウム」へ : 三島由紀夫と近代

飯島洋一著

(平凡社選書, 178)

平凡社, 1998.6

タイトル別名

ミシマからオウムへ

タイトル読み

ミシマ カラ オウム エ : ミシマ ユキオ ト キンダイ

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内容説明・目次

内容説明

本書では三島由紀夫を通して「日本の近代とは何か」を明らかにし、オウムを通して「日本の近代以後とは何か」を考える。その際、近代化に深く関わる空間と時間を「象徴的な空間」「神話的な時間」と措定し、それぞれに「バルコニー」という建築と「転生」というシステムをあてはめる。では、この二つの基軸が交錯するところに、一体、何が浮かびあがってくるのだろうか。

目次

  • 第1章 洋学校の花びら—「ジェーンズ邸」のバルコニー
  • 第2章 鹿鳴館の幻—「鹿鳴館」のバルコニー
  • 第3章 死者の群れ—「西郷従道邸」のバルコニー
  • 第4章 戒厳令の館—「軍人会館」のバルコニー
  • 第5章 白亜の城—「三島由紀夫邸」のバルコニー
  • 第6章 死の舞踏—「陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地一号館」のバルコニー
  • 最終章 バルコニーが消えてから—「サティアン、地下、神戸」

「BOOKデータベース」 より

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