カント・現代の論争に生きる
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カント・現代の論争に生きる
理想社, 1998.6-2000.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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カント現代の論争に生きる
- タイトル読み
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カント ゲンダイ ノ ロンソウ ニ イキル
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注記
その他の編者: G・シェーンリッヒ, 加藤泰史, 大橋容一郎
文献あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784650006056
目次
- 第1章 現代における理性(近代の哲学者カント;理念としての理性・解釈用構成物としての理性—カントの「理性」概念の再構成に向けて;規則と規則設定—カントに依拠した規則の根拠づけの論理についての考察 ほか)
- 第2章 方法と判断力(カント哲学と実験;綜合とは何か;カントと類推の方法 ほか)
- 第3章 経験と現実(経験の可能性の諸条件—アプリオリズム・仮説的実在論・投影的認識論;知覚判断と経験判断;概念‐内‐存在—カントにおける「記号化能力」と予期する思考 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784650006063
内容説明
現代の多くの哲学的問題がカント哲学から発現しているにしても、カント哲学の中にそのすべての解答を見いだすことはできないのであり、ましてやカントのテクストは「聖書」ではない。本書は、ある意味ではこれまでのカント研究に対して根本的な見直しをせまるものである。
目次
- 第4章 意志と行為(行為と作用;解釈の作業仮説としての自由な行為—カントの規範的行為論に寄せて ほか)
- 第5章 倫理と共同体(責任倫理(学)としての討議倫理(学)—カント倫理学のポスト形而上学的変換;カントの実践哲学における独我論と討議倫理学 ほか)
- 第6章 政治と法・権利(カントにおける正義と刑罰正義;実地の法論—カントの政治概念 ほか)
- 第7章 美学と文化(自然に対する感受性—カントの美の哲学における趣味判断と解釈との関係について;体系構制、説得力、重要性—カントの「快・不快の原理」および「関心を欠いた満足感」という構想 ほか)
「BOOKデータベース」 より