ナショナリズムを読む
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情況出版, 1998.6
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ナショナリズム オ ヨム
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注記
目次の誤植: 誤)田川健三→正)田川建三
内容: 第一部: ナショナリズムの原理(「世界システムとナショナリズム」-「国境を超える時代とエスニシティの復権」), 第二部: 日本ナショナリズムの源流(「大陸侵略思想の構造と系譜」-「北方の喚起力」), 第三部: 現代ナショナリズムの超克(「「帝国」批判の視座」-「歴史の「ねじれ」と民族という試金石」), 第四部: 叛乱する「民族」(「民族と国家」-「旧ユーゴスラヴィア多民族戦争の経済関係的諸原因」), 執筆者紹介, 初出一覧
収録内容
- 世界システムとナショナリズム : 世界システム論が提起しているもの / 星野智 [執筆]
- マルクス主義と民族問題 : オットー・バウアー民族理論の再評価 / 上条勇 [執筆]
- グラムシと近代国民国家 : 国民・民族意識の両義性をめぐって / 伊藤公雄 [執筆]
- 普遍主義としてのキリスト教とナショナリズム / 田川建三 [執筆]
- 国境を超える時代とエスニシティの復権 : 対談 / 平田清明, 佐和隆光 [述]
- 大陸侵略思想の構造と系譜 / 纐纈厚 [執筆]
- 女とナショナリズム / 河野信子 [執筆]
- 近代「日本の母」 : 「夢の島」の解体にむけて / 田邊玲子 [執筆]
- 「天皇」と「日本」 : その起源と成立 / 網野善彦 [執筆]
- 躓いた純血主義 : 優生学系勢力の民族政策論 / 小熊英二 [執筆]
- 北方の喚起力 : アイヌは生きている / いいだもも [執筆]
- 「帝国」批判の視座 : 対談 / 酒井直樹, 米谷匡史 [述]
- 「戦後」つくられた植民地支配 : 「在日韓国朝鮮人」からの日本国籍剥奪 / 鄭暎恵 [執筆]
- 日本的オリエンタリズムの過去と現在 / 姜尚中 [執筆]
- 敗戦後論とアイデンティティ : 対談 / 加藤典洋, 姜尚中 [述]
- 歴史の「ねじれ」と民族という試金石 : 民族・右翼・戦後五〇年 / 菅孝行 [執筆]
- 民族と国家 : ヨーロッパ、アジアそして中国 / 加々美光行 [執筆]
- ソ連解体 : 民族の革命1917-1990 / 長尾久 [執筆]
- 旧ユーゴスラヴィア多民族戦争の経済関係的諸原因 / 岩田昌征 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
ナショナリズムや民族はなぜ生まれたのか。「帝国」の崩壊—再興とどう関わるのか。深化するグローバリゼーション状況の中で現代ナショナリズムの位置を問う。
目次
- 第1部 ナショナリズムの原理(世界システムとナショナリズム—世界システム論が提起しているもの;マルクス主義と民族問題—オットー・バウアー民族理論の再評価 ほか)
- 第2部 日本ナショナリズムの源流(大陸侵略思想の構造と系譜;女とナショナリズム ほか)
- 第3部 現代ナショナリズムの超克(「帝国」批判の視座;「戦後」つくられた植民地支配—「在日韓国朝鮮人」からの日本国籍剥奪 ほか)
- 第4部 叛乱する「民族」(民族と国家—ヨーロッパ、アジアそして中国;ソ連解体—民族の革命1917‐1990;旧ユーゴスラヴィア多民族戦争の経済関係的諸原因)
「BOOKデータベース」 より