イギリス支配とインド・ムスリム
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イギリス支配とインド・ムスリム
成文堂, 1998.8
- タイトル読み
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イギリス シハイ ト インド ムスリム
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注記
主要文献目録: 巻末p9-18
内容説明・目次
内容説明
本書は、インドにおけるヒンドゥー・ムスリム間の対立の歴史的起源が一体どこにあるのかを明らかにするために、イギリスが事実上、インドにおける領土支配を開始するプラッシーの戦い(一七五七年)から「宗派対立」が最初の高揚を見せた1870年代頃にかけて、インドで展開されたイギリス植民地支配の変容、およびそれに対するインド・ムスリムの対応を、政治・経済的状況と関連させながら、宗教的・文化的な観点から歴史的に考察したものである。
目次
- 第1章 ヨーロッパ人のインド観(はじめに;東方世界「インド」の発見 ほか)
- 第2章 イギリス支配のイデオロギー(はじめに;イギリスの植民地政策の転換 ほか)
- 第3章 インドにおける近代イスラーム改革運動(はじめに;北インドにおける近代イスラーム改革運動 ほか)
- 第4章 インド大反乱をめぐるイギリスとムスリムの相克(はじめに;イギリス人のムスリム・イメージの変容 ほか)
- 終論 「想像の共同体」の発見とその社会的要因—十九世紀後半から十九世紀末の連合州を中心に(はじめに;連合州におけるムスリムの「社会構造」と「居住分布」 ほか)
「BOOKデータベース」 より