凝縮社会をどう生きるか
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凝縮社会をどう生きるか
(NHKブックス, 836)
日本放送出版協会, 1998.8
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ギョウシュク シャカイ オ ドウ イキルカ
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引用・参考文献: p232-234
Description and Table of Contents
Description
二度と来ないバブルより、停滞経済の枠内で考える。マイナス成長、少子化,地球温暖化と21世紀はお先真っ暗!これまでは、閉塞した未来予測が多く元気がでなかった。だが、人口が減れば、環境や資源に対する圧力は弱まり、GDP(国内総生産)の減少率を人口減少率が上回れば、一人当たりの所得は逆に増えるはず、高齢化も75歳現役制とすれば、総人口に占める高齢者の率は変わらない。つまり、考えようによっては、今よりゆとりある生活がおくれるようになる!成長・拡大型社会はすでに終焉した。景気回復は当分ありえない。意識変革により現在の枠組みの中で、ゆとりある暮らしを考える方途が求められているのだ。本書は、人口波動を指標とした未来予測により、生活者の視点から、近未来社会を見通す意欲的な試み。
Table of Contents
- 序章 閉塞社会がやってきた
- 第1章 現代日本が閉塞化する本当の理由
- 第2章 閉塞社会の背景
- 第3章 人口抑制装置が作動しはじめた
- 第4章 江戸期の先例に学べ
- 第5章 凝縮社会はゆとりの時代
- 第6章 サラリーマンからセルフ・マネージャーへ—ゼロ成長時代の経済と仕事
- 第7章 “モノ社会”から“コト社会”へ—環境対応時代の消費スタイル
- 第8章 「わが子」から「社会の子」へ—少子化時代の子育て法
- 第9章 一毛作人生から多毛作人生へ—「生涯現役」「自己責任型」の高齢者の暮らし
- 第10章 血縁家族から共生家族へ—家族形態の変化に合わせた住み方・暮らし方
- 終章 縮み国家への道
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