大航海時代とモルッカ諸島 : ポルトガル、スペイン、テルナテ王国と丁字貿易

書誌事項

大航海時代とモルッカ諸島 : ポルトガル、スペイン、テルナテ王国と丁字貿易

生田滋著

(中公新書, 1433)

中央公論社, 1998.8

タイトル読み

ダイコウカイ ジダイ ト モルッカ ショトウ : ポルトガル スペイン テルナテ オウコク ト チョウジ ボウエキ

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注記

文献解説 : p252-255

内容説明・目次

内容説明

インドネシアのスラウェシ島の東、ハルマヘラ島の西側にモルッカ諸島がある。ここは丁字(クローブ)の産地であり、中世の香料貿易の中心地の一つであった。一四九四年にポルトガルとスペインはトルデシリャス条約を結び、世界を二分割して自国の勢力範囲を定め、丁字の島をめざした。本書は十六世紀前半のモルッカ諸島を舞台とし、丁字貿易をめぐるポルトガル、スペイン、テルナテ王国などモルッカの諸王国の対立抗争をえがく。

目次

  • 序章 トルデシリャス条約とポルトガル、スペインの海外進出
  • 第1章 「丁字の島」を求めて(香料の島々;フランシスコ・セランの生と死)
  • 第2章 マルコの島々(マゼランとその船隊;マルコ諸島の政治と社会)
  • 第3章 ポルトガル、スペイン、マルコ(要塞の建設;スペイン船隊の奮闘とサラゴサ条約)
  • 第4章 「植民地支配」の試みとその挫折(「征服者」トリスタン・デ・アタイデ;アントニオ・ガルヴァンとその運命)

「BOOKデータベース」 より

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