エコロジーと人権
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エコロジーと人権
明石書店, 1998.8
- タイトル読み
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エコロジー ト ジンケン
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注記
参考文献: p247-251
内容説明・目次
内容説明
いままで人権は人間社会に限定してのみ論じられてきた。人権は人間社会においては、普遍的価値をもつものとされてきた。しかし、歴史的条件や体制的状況のありようにおいては、人権という価値は抽象化され、変質される可能性がある。このことを十分に念頭においた上で、人間社会において人権という価値を普遍的なものとして認めることができる。しかし、本書で論じるのは、この確認を前提とした上で、人間を含めた自然のなかにおける人間の地位の相対性、したがって、自然のなかでの人間の権利の相対化という問題である。
目次
- 第1部 人権から「エコロジーと人権」へ(人権とエコロジーは両立するか;人間中心主義をめぐって;人権の「普遍化」;民族的共生ということ;「エコ・ファシズム」の懸念)
- 第2部 エコロジーと人権を結ぶ(フェミニズムについてのメモ;ディープ・エコロジーとその批判;自然観の転換と人間の自由・解放;ソーシャル・エコロジーについての覚え書;地域とエコロジー;環境的公正という視点)
「BOOKデータベース」 より