インド人の論理学 : 問答法から帰納法へ

書誌事項

インド人の論理学 : 問答法から帰納法へ

桂紹隆著

(中公新書, 1442)

中央公論社, 1998.10

タイトル読み

インドジン ノ ロンリガク : モンドウホウ カラ キノウホウ エ

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注記

参考文献: p328-333

内容説明・目次

内容説明

インド人の思考法の基本は、観察から法則を導き出す帰納法にある。それがギリシャのアリストテレスが創造した演繹法的論理学との最大の違いである。彼らの帰納法的な思考の淵源は、インド文法学の伝統と、さらにさかのぼってブッダの「縁起」の教えにあると推測される。本書は、インドにおいて、どのような論理的思考が、いかにして発展していったか、インドの人々の考え方の基本を、歴史的に明らかにしようとする試みである。

目次

  • 第1章 インドに哲学はあるか?
  • 第2章 インド論理学の構造
  • 第3章 インドにおける討論の伝統
  • 第4章 帰謬法—ナーガールジュナの反論理学
  • 第5章 インド人の思惟方法—帰納法

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA38165812
  • ISBN
    • 4121014421
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    v, 333p, 図版1枚
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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