蘇る中世の英雄たち : 「武威の来歴」を問う

書誌事項

蘇る中世の英雄たち : 「武威の来歴」を問う

関幸彦著

(中公新書, 1444)

中央公論社, 1998.10

タイトル読み

ヨミガエル チュウセイ ノ エイユウ タチ : ブイ ノ ライレキ オ トウ

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注記

参考文献: p206-212

内容説明・目次

内容説明

架空の伝説的世界には史実を超えた堅固な観念の実在性がある。時代とともにいかなる過程を経て、源為朝や義経、古くは菅原道真や平将門、源頼光といった、歴史上、敗者とされる武人が、なぜ英雄に変貌したのか。中世を原点とした伝説が肥大化する過程で、近世あるいは近代の歴史の枠組みに与えた影響とは。これを「武威の来歴」という枠組みで捉えると、そこには民衆の記憶によって蘇り復活して、歴史に復讐する英雄の姿があった。庶民の夢に託された伝説の記憶をひもとき中世の様相を語る。

目次

  • 1章 再生する英雄たち—江戸のなかの中世
  • 2章 道真と将門—敗者の復活
  • 3章 田村麻呂と頼光—武威の来歴
  • 4章 為朝と義経—異域の射程
  • 5章 伝説の記憶—歴史観の祖型

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA38166509
  • ISBN
    • 4121014448
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, 212p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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