脱オリエンタリズムとしての社会知 : 社会科学の非西欧的パラダイムの可能性

書誌事項

脱オリエンタリズムとしての社会知 : 社会科学の非西欧的パラダイムの可能性

駒井洋編著

(Minerva21世紀ライブラリー, 47)

ミネルヴァ書房, 1998.11

タイトル別名

脱オリエンタリズムとしての社会知 : 社会科学の非西欧的パラダイムの可能性

タイトル読み

ダツオリエンタリズム トシテノ シャカイチ : シャカイ カガク ノ ヒセイオウテキ パラダイム ノ カノウセイ

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注記

ブック・ガイド: 各章末

内容説明・目次

内容説明

サイードの「オリエンタリズム論」を超えて。西欧的社会科学の限界が広く意識されるようになって久しい。本書は、サイードが定式化した「オリエンタリズム論」を再検討しつつ、脱オリエンタリズムの立場にたつ非西欧的社会科学の可能性を多角的に探る。

目次

  • 1 脱オリエンタリズムの陥穽(脱オリエンタリズムの誘惑と罠—脱オリエンタリズムのオクシデンタリズム化を超えて;東アジア中華思想共有圏の形成—「儒教文化圏」論の解体と超克;世界の「画一化」と「多様性」—20世紀末における「西側」的経済発展と非「西側」的対応の連関)
  • 2 歴史の脱オリエンタリズム化(「近代」の脱オリエンタリズム的再定義—産業革命はなかった;現代日本の経済過程と歴史認識—「単線的経済史観」の批判的検討)
  • 3 非西欧的パラダイムの可能性(近代的自我の陥穽と仏教的宿命論の地平—飽和社会における「自由の憂鬱」から解放されるために;仏教的母性原理の復権—アジャセ・コンプレックス;仏教にもとづく社会科学の可能性—物欲と権力欲からの脱却を求めて)

「BOOKデータベース」 より

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