転職 : ネットワークとキャリアの研究
著者
書誌事項
転職 : ネットワークとキャリアの研究
(MINERVA社会学叢書, 4)
ミネルヴァ書房, 1998.11
- タイトル別名
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Getting a job : a study of contacts and careers
- タイトル読み
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テンショク : ネットワーク ト キャリア ノ ケンキュウ
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注記
原著第2版(University of Chicago Press, 1995)の全訳
参考文献: 章末およびp297-303
内容説明・目次
内容説明
本書は、就職および転職がどのように行われるのか、すなわち労働者と職業が結びつくメカニズムを解明した先駆的実証研究である。著者は、米国のホワイトカラー労働者の調査から、職業を見つける際にネットワーク(人的つながり)が重要な役割を果たし、特に情報伝播において弱い紐帯が利点を持つことを発見し、有名な「弱い紐帯の仮説」を導き出した。その調査以来二十年間の労働移動に関する最新の研究成果を吟味し、総括的な結論を提供する。また著者が「新しい経済社会学」を樹立する契機となった論文「経済行為と社会構造—埋め込みの問題」も収録し、経済行為全般に及ぼす社会構造の影響を指摘する。
目次
- 序章 転職—問題、方法、データ
- 1章 「ジョブ・サーチ」と経済理論
- 2章 コンタクトと情報
- 3章 情報の流れのダイナミクス
- 4章 職業の空席の構造のダイナミクス
- 5章 コンタクト—獲得と維持
- 6章 キャリア構造
- 7章 理論的意味づけ
- 8章 移動と組織
- 9章 比較
- 10章 応用
- 追記1994年 再検討と新しい課題
「BOOKデータベース」 より