生涯学習と社会教育のゆくえ
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生涯学習と社会教育のゆくえ
成文堂, 1998.10
- タイトル読み
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ショウガイ ガクシュウ ト シャカイ キョウイク ノ ユクエ
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注記
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
これからは、社会教育においても、学習事業を長期化し、あるいは社会的に有効な諸資格を授与するなどして、フォーマルな教育形態を採用することも考えられてよいのではないか。あるいは、学校の教育課程の一部を社会教育が担い、それを補完していくことも考えられる。その意味で、社会教育は学校教育化するのである。本書は、そうした理論的スタンスに立ちながら、現代の生涯学習政策を再吟味してその問題点を解明するとともに、生涯学習社会における社会教育の問題点を明らかにしながら今後のゆくえについて考察を試みた論文集である。
目次
- 第1部 現代生涯学習政策の構造と特質(生涯学習と社会教育改革;ブランドとしての生涯学習—学習権保障の観点から現代生涯学習政策を検討する一視点として;生涯学習におけるボーダーレス現象;生涯教育における「教育目的」の位置)
- 第2部 現代社会教育をめぐる諸問題と改革の方向(社会教育の公共性と私事性をめぐる問題;社会教育における「社会還元論」批判;社会教育における「機会均等」の問題;社会教育における障害者の学習—「障害者の学習権」の「国民・住民の学習権」化へのみち筋;社会教育主事制度をめぐる問題;改めて生涯学習と社会教育を問う—むすびにかえて ほか)
「BOOKデータベース」 より