狂言の国語史的研究 : 流動の諸相

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狂言の国語史的研究 : 流動の諸相

蜂谷清人著

明治書院, 1998.12

タイトル読み

キョウゲン ノ コクゴシテキ ケンキュウ : リュウドウ ノ ショソウ

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内容説明・目次

目次

  • 序章 狂言のことばの流動に関する研究の視点と課題—付、狂言台本の一覧と解題
  • 第1章 大蔵虎明における狂言の言語観と台本の整備をめぐる問題
  • 第2章 鷺保教と“狂言ことば”—「芸稽古伝」の記述をめぐって
  • 第3章 狂言名ノリの文末指定表現「である」の一類の使い分けとその流動
  • 第4章 狂言における助動詞「です」の用法と流動—語感と使用者をめぐる問題
  • 第5章 狂言の命令表現「—(さ)しめ」「—(さ)い」「—(さ)しませ」をめぐって—流派による用語の分化のプロセス
  • 第6章 狂言における“食ウ”“飲ム”の意味のことばの流動とその国語史的意味
  • 第7章 狂言台本に見る動詞の活用の特徴をめぐって
  • 第8章 室町末期芸能資料に見るハ行四段動詞連用形の音便—狂言・説経・幸若舞を中心に
  • 第9章 狂言における“妻”の呼称の流動—尊敬の表現を中心に
  • 第10章 狂言の若い女性に関する呼称「おごう」「おなあ」をめぐって
  • 第11章 狂言の形容詞「わわしい」と「かしましい」—「わわしい女」の表現の成立
  • 第12章 狂言と忌みことば・祝いことば—鷺保教本の場合
  • 第13章 狂言の笑いの技法としての秀句

「BOOKデータベース」 より

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