クジラと生きる : 海の狩猟、山の交換
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クジラと生きる : 海の狩猟、山の交換
(中公新書, 1457)
中央公論社, 1999.1
- タイトル読み
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クジラ ト イキル : ウミ ノ シュリョウ ヤマ ノ コウカン
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注記
参考文献: p289-290
内容説明・目次
内容説明
インドネシアのバリ島より東に連なる小スンダ列島東端にあるレンバタ島。熱帯の島に暮らすラマレラ村の漁民はプレダンと呼ばれる木造帆船に乗り手投げの銛でマッコウクジラを捕獲している。クジラは食糧ではない。物物交換で経済が成立しているラマレラではクジラは貴重な貨幣である。女たちは頭にカゴを載せ厳しい山道を辿り、海の獲物を山の村に運び、トウモロコシやコメを得る。海の民が命をかけて男女の役割を生きる姿を活写する。
目次
- 第1部 男のくらし(東フローレス地方;クジラ漁;ラマレラの渡来伝承;プレダン組;プレダン解剖 ほか)
- 第2部 女のくらし(ラマレラに向かう道で;女性の仕事;定期市;プネタン(行商);生産のいろいろ ほか)
「BOOKデータベース」 より