書誌事項

視覚と近代 : 観察空間の形成と変容

大林信治, 山中浩司編

名古屋大学出版会, 1999.2

タイトル読み

シカク ト キンダイ : カンサツ クウカン ノ ケイセイ ト ヘンヨウ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

近代は視覚の時代か。「視覚」と「モダニティ」の関係を美術史、科学史、思想史、文学史などの諸領域から横断的に探究。ルネサンス以降の均質な近代イメージの限界と経験の多様な可能性を問う。

目次

  • 序 目覚めたもののための人工の夢
  • A 観察の技法(ルネサンスにおける遠近法—キュクロプスの眼とアルゴスの眼のあいだで;近代的視覚の形成—科学革命における観察と実験;視覚技術の受容と拒絶—17〜19世紀における顕微鏡と科学;視覚の社会化—「観察者」視点の生成と変容)
  • B 視覚と経験(感覚の序列—17・18世紀における「視覚」「触覚」概念の変容とその地位;街衢へのまなざし—近代における都市経験とその言語表現;視覚と距離—ゲオルク・ジンメルとアロイス・リーグル;視覚性の政治学—モダニズム美術の視覚をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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