アメリカ福祉国家体制の形成
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アメリカ福祉国家体制の形成
(MINERVA社会福祉叢書, 5)
ミネルヴァ書房, 1999.4
- タイトル読み
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アメリカ フクシ コッカ タイセイ ノ ケイセイ
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注記
参考文献: 巻末pxv-xxiv
内容説明・目次
内容説明
リベラリズムを単一のイデオロギーとして形成された国、アメリカで成立した「福祉国家体制」の特徴とその限界とは—。本書は、ニューディールから70年代までのアメリカの社会政策の歴史的展開を検証し、制度改革の試みを通して社会関係・制度が修正されるプロセスおよびパターンを考察する。社会福祉・社会保障の制度と改革が、支配的社会関係と密接に結びつき、その限りにでのみ現実的となる展開の必然性を、その意義と問題点とともに明らかにする。
目次
- 第1部 ニューディールの改革と福祉国家体制への展開(30年代状況—ニューディールとイギリス労働党;ニューディールと資本主義の組織化—社会階層と社会変動;工場の管理・産業の規制・社会の統合—「新たな工場制度」の生成からニューディールへ)
- 第2部 ニューディール体制の確定と拡大(ニューディール体制の確定と実業界—1937‐1950年;計画化—経済の安定化と階層間関係の再編—1920年代‐1960年代)
- 第3部 社会的保障と連邦政府(ニューディールと民衆;国家と社会的保障の制度化—アメリカ的保障の原理;「豊かな社会」の貧困対策;アメリカ福祉国家体制形成のパターン)
「BOOKデータベース」 より