書誌事項

日本文学史序説

加藤周一著

(ちくま学芸文庫, [カ-13-1,2])

筑摩書房, 1999.4

タイトル読み

ニホン ブンガクシ ジョセツ

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注記

底本: 「日本文学史序説 上・下」(筑摩書房, 1975年2月・1980年4月刊).

下巻: 「日本文学史序説 下」(筑摩書房, 1980年4月刊)に「加藤周一著作集5 日本文学史序説 下」(平凡社, 1980年5月刊)より終章を補った.

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480084873

内容説明

日本人の心の奥底、固有の土着的世界観とはどのようなものか、それは、外部の思想的挑戦に対していかに反応し、そして変質していったのか。従来の狭い文学概念を離れ、小説や詩歌はもとより、思想・宗教・歴史・農民一揆の檄文にいたるまでを“文学”として視野に収め、壮大なスケールのもとに日本人の精神活動のダイナミズムをとらえた、卓抜な日本文化・思想史。いまや、英・仏・独・伊・韓・中・ルーマニアなどの各国語に翻訳され、日本研究のバイブルとなっている世界的名著。上巻は、古事記・万葉の時代から、今昔物語・能・狂言を経て、江戸期の徂徠や俳諧まで。

目次

  • 日本文学の特徴について
  • 第1章 『万葉集』の時代
  • 第2章 最初の転換期
  • 第3章 『源氏物語』と『今昔物語』の時代
  • 第4章 再び転換期
  • 第5章 能と狂言の時代
  • 第6章 第三の転換期
  • 第7章 元禄文化
巻冊次

下 ISBN 9784480084880

内容説明

日本人の心の奥底、固有の土着的世界観とはどのようなものか、それは、外部の思想的挑戦に対していかに反応し、そして変質していったのか。従来の狭い文学概念を離れ、小説や詩歌はもとより、思想・宗教・歴史・農民一揆の檄文にいたるまでを“文学”として視野に収め、壮大なスケールのもとに日本人の精神活動のダイナミズムをとらえた、卓抜な日本文化・思想史。いまや、英・仏・独・伊・韓・中・ルーマニアなどの各国語に翻訳され、日本研究のバイブルとなっている世界的名著。下巻は、江戸期町人の文化から、国学・蘭学を経て、維新・明治・大正から現代まで。

目次

  • 町人の時代
  • 第四の転換期
  • 工業化の時代
  • 戦後の状況

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA41078658
  • ISBN
    • 9784480084873
    • 9784480084880
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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