平和学
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書誌事項
平和学
三嶺書房, 1999.3
- タイトル読み
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ヘイワガク
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
21世紀に向けての新しい世界秩序の未来は、まだ見えていない。世界人権宣言が採択されてから50年を迎えた。そしてこの人権保障がいま、地球社会を動かす重要な原則となってきたということである。われわれは、僅か30条の個々の条項に込められた、この含意を大事にしたいと思う。『ルモンド』は、98年12月8日の社説の最後で、次のように書いている。「フランスは50年を節目に、今後、人権においてはだれもが対等という「世界市民」という考え方を、他国の人々と広く分かち合っていくべきだ。」と。われわれは、このような考え方のうえにたって、「人間性実現の科学」としての平和学を構築する努力を怠ってはならない。
目次
- 第1部 発展(平和学のパラダイムと課題;日本における平和研究)
- 第2部 概念(消極的平和;拡大する境界領域—消極的平和と積極的平和の交錯 ほか)
- 第3部 課題(核と平和—核兵器廃絶への方途;平和教育—方向性の転換の中で ほか)
- 第4部 展望(21世紀の平和学—「共生」と「人間の平和保障」)
「BOOKデータベース」 より