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芸術における近代

神林恒道, 太田喬夫編

(叢書転換期のフィロソフィー, 第2巻)

ミネルヴァ書房, 1999.4

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ゲイジュツ ニオケル キンダイ

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Description and Table of Contents

Description

「美」はなんでもありの時代になりました。それは何もない時代ともいえます。現代芸術が産みだそうとしているものはなにか。そこに「美」は存在するか。

Table of Contents

  • 第1部 近代の自覚としてのロマン主義(「ゴシック」再興からロマン主義へ—北方的芸術精神の系譜学;崇高と近代—崇高論の射程;ベートーヴェン神話の形成と支配—音楽における近代 ほか)
  • 第2部 世紀末の闇と光(ニーチェとデカダンスの問題;デカダンス—ただ生きるがために生きるという生き方について;転換期の音楽—調性解体のフィロソフィー ほか)
  • 第3部 状況としてのポスト・モダン(近代の終焉?—芸術的表現の可能性と限界;虚偽の行方—制度としての「芸術」;「音楽」の外で ほか)

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