中世日本の内と外
著者
書誌事項
中世日本の内と外
(ちくまプリマーブックス, 128)
筑摩書房, 1999.4
- タイトル別名
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Self and other in medeival Japan
- タイトル読み
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チュウセイ ニホン ノ ウチ ト ソト
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注記
英文タイトル:Self and other in medeival Japan
内容説明・目次
内容説明
蒙古襲来が日本史に残した影響は大きく、かつ深い。しかしアジア的、あるいは世界史的視野からとらえなおすとどうなるか。天皇家が世界史上まれにみる長寿を保ちえたのはなぜか。足利義満は「日本国王」をどのように考えていたのか。中世の日本では国や民族をこえた人びとの集団が行き交っていた。そのことは時の権力にどのような影響を与えたのだろう。中世日本がたどった歩みを、朝鮮を中心にアジアの諸地域との比較を通じて意味づける。
目次
- 第1章 自尊と憧憬—中世貴族の対外意識
- 第2章 陶磁器と銭貨と平氏政権—国境を往来する人ともの
- 第3章 鎌倉幕府と武人政権—日本と高麗
- 第4章 アジアの元寇—一国史的視点と世界史的視点
- 第5章 「日本国王」の成立—足利義満論
- 第6章 中世の倭人たち—国王使から海賊大将まで
「BOOKデータベース」 より