ペール・ゴリオ : パリ物語
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書誌事項
ペール・ゴリオ : パリ物語
(バルザック「人間喜劇」セレクション / バルザック [著] ; 鹿島茂, 山田登世子, 大矢タカヤス責任編集, 第1巻)
藤原書店, 1999.5
- タイトル別名
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Le Père Goriot
ペールゴリオ : パリ物語
- タイトル読み
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ペール ゴリオ : パリ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
パリのヴォケール館に下宿する法学生ラスティニャックは野心家の青年である。下宿にはゴリオ爺さんと呼ばれる元製麺業者とヴォートランと名乗る謎の中年男がいる。伯爵夫人を訪問したラスティニャックは、彼女が、ゴリオの娘だと知らずに大失敗をする。ゴリオは二人の娘を貴族と富豪に嫁がせ、自分はつましく下宿暮らしをしていたのだ。ラスティニャックはゴリオのもう一人の娘に近づき社交界に入り込もうとするが、金がないことに苦しむ。それを見抜いたヴォートランから悪に身を染める以外に出世の道はないと誘惑されるが、ヴォートランが逮捕され、危やうく難を逃れる。娘たちに見捨てられたゴリオの最期を見取った彼は、高台の墓地からパリに向かって「今度はおれとお前の勝負だ」と叫ぶ。
「BOOKデータベース」 より