戦争責任と「われわれ」 : 「「歴史主体」論争」をめぐって
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戦争責任と「われわれ」 : 「「歴史主体」論争」をめぐって
(叢書倫理学のフロンティア, 6)
ナカニシヤ出版, 1999.6
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戦争責任とわれわれ : 歴史主体論争をめぐって
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センソウ セキニン ト ワレワレ : レキシ シュタイ ロンソウ オ メグッテ
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引用・参考文献: p242-254
Description and Table of Contents
Description
本書の各論稿は「戦争責任をどう引き受けるか」「「国民国家」にどう立ち向かうか」の二つのサブテーマ・グループに纒めてある。前者は本書のテーマそのものである「戦争責任」を問うものであり、その責任引き受けの「主体」の在り方に焦点を当てて論じている。後者は、戦争責任、あるいは戦争そのものを問うとき必然的に問題となってくる「(国民)国家」をテーマとし、ここでも、焦点は、その国家を構成している「国民」という「主体」の在り方にある。
Table of Contents
- 0 何が論点か—一つの序論として
- 1 戦争と責任
- 2 政治的責任の二つの位相—集合的責任と普遍的責任
- 3 排除しない思考は可能か
- 4 「日本人として」謝罪する論理
- 5 「歴史主体論争」を超える—ジェンダー化した思想戦
- 6 わたしの自由とわれわれの責任
- 7 国家と境界—国民とその〈外部〉
- 8 「選び直し」あるいは「本来性」の言説
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