Bibliographic Information

戦争責任と「われわれ」 : 「「歴史主体」論争」をめぐって

安彦一恵, 魚住洋一, 中岡成文編

(叢書倫理学のフロンティア, 6)

ナカニシヤ出版, 1999.6

Other Title

戦争責任とわれわれ : 歴史主体論争をめぐって

Title Transcription

センソウ セキニン ト ワレワレ : レキシ シュタイ ロンソウ オ メグッテ

Available at  / 213 libraries

Note

引用・参考文献: p242-254

Description and Table of Contents

Description

本書の各論稿は「戦争責任をどう引き受けるか」「「国民国家」にどう立ち向かうか」の二つのサブテーマ・グループに纒めてある。前者は本書のテーマそのものである「戦争責任」を問うものであり、その責任引き受けの「主体」の在り方に焦点を当てて論じている。後者は、戦争責任、あるいは戦争そのものを問うとき必然的に問題となってくる「(国民)国家」をテーマとし、ここでも、焦点は、その国家を構成している「国民」という「主体」の在り方にある。

Table of Contents

  • 0 何が論点か—一つの序論として
  • 1 戦争と責任
  • 2 政治的責任の二つの位相—集合的責任と普遍的責任
  • 3 排除しない思考は可能か
  • 4 「日本人として」謝罪する論理
  • 5 「歴史主体論争」を超える—ジェンダー化した思想戦
  • 6 わたしの自由とわれわれの責任
  • 7 国家と境界—国民とその〈外部〉
  • 8 「選び直し」あるいは「本来性」の言説

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BA42085874
  • ISBN
    • 4888485135
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    xi, 254p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top