生き物の進化ゲーム : 進化生態学最前線 : 生物の不思議を解く

Bibliographic Information

生き物の進化ゲーム : 進化生態学最前線 : 生物の不思議を解く

酒井聡樹, 高田壮則, 近雅博著

共立出版, 1999.9

Other Title

The evolutionary games in life : advances in the evolutionary ecology : in search of the wonder of life

Title Transcription

イキモノ ノ シンカ ゲーム : シンカ セイタイガク サイゼンセン : セイブツ ノ フシギ オ トク

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Note

参考文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

たとえば、多くの魚のように外見では雌雄の区別がつきにくいものもあれば、鳥のなかには、別種の生き物に思えるほど雌雄で外見が違うものもある。自分の子に対する愛情は生物に普遍的なはずなのに、働きバチや働きアリは自分の子を産まずに、女王の産んだ子の養育に生涯を捧げる。カバのけんかは、口を開けて牙を見せあうだけで勝敗が着いてしまう。負けたものは、なぜそんな見せあいで納得するのであろう?こうした生き物の不思議さは、長い進化の歴史を経て生まれてきたものである。そしてその不思議さが進化した背景には、きっと何らかの合理的な理由があるのだ。本書は、生き物の不思議さがなぜ進化したのか、その理由を探る本である。

Table of Contents

  • ダーウィンの自然淘汰説
  • 最適資源投資戦略
  • 進化的に安定な戦略(ESS)
  • 性比のゲーム
  • 植物における性表現
  • 性転換
  • 性淘汰
  • 性の数の進化
  • 行動や生活史の多型
  • 利他行動の進化〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BA43138568
  • ISBN
    • 4320055225
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    viii, 192p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
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