江戸のナポレオン伝説 : 西洋英雄伝はどう読まれたか
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江戸のナポレオン伝説 : 西洋英雄伝はどう読まれたか
(中公新書, 1495)
中央公論新社, 1999.9
- タイトル別名
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江戸のナポレオン伝説
- タイトル読み
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エド ノ ナポレオン デンセツ : セイヨウ エイユウデン ワ ドウ ヨマレタカ
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注記
参考文献: p195-200
内容説明・目次
内容説明
北からも南からも出没する異国船。海の外がどうも騒がしい。そう直感した蘭学者たちの前には、「鎖国」という厚い壁が立ち塞がっていた。その頃世界は一人の風雲児によって激動の嵐に巻き込まれており、日本近海の動揺もその余波であった。“震源地”ナポレオンの事績に関心を持ち、伝記を訳述、紹介した小関三英は、蛮社の獄直前に自刃。しかし、彼が開いた西洋偉人研究は兵法研究へと広がる一方、幕末の志士たちの精神的な糧となった。
目次
- 1 ナポレオンと同時代の日本
- 2 北と南からの危機
- 3 ゴロウニン事件とナポレオン情報
- 4 頼山陽、ナポレオンを詠う
- 5 シーボルト事件と蛮社の獄
- 6 ナポレオン研究の流れ
- 補論・古写本への旅—小関三英のナポレオン伝を訪ねて
- 付録「江戸のナポレオン伝」(岩下哲典抄出・編)
「BOOKデータベース」 より