ことばの核と周縁 : 日本語と英語の間
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書誌事項
ことばの核と周縁 : 日本語と英語の間
くろしお出版, 1999.10
- タイトル別名
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Language, its core and periphery : explorations in English and Japanese
- タイトル読み
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コトバ ノ カク ト シュウエン : ニホンゴ ト エイゴ ノ アイダ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、日本語を対象にした論考と英語を対象にした論考からなっている。執筆者の専門分野から明らかなように、日本語学(国語学)の研究者が新しい理論的枠組みで日本語を分析し、一方、英語学の研究者が日本語の分析をするなど、日本語学、言語学、英語学の縦の壁が年々低くなっている。これは歓迎すべき現象であり、各専門分野のよい伝統は保持しながら、日本語研究と英語研究の間の交流がさらに活発化し、言語という共通の対象に向かってお互いの研究が促進することを期待したい。
目次
- 語の周辺的意味と語構成—「つら(面)」を構成要素とする複合名詞を対象として
- 主部内在関係節
- トコロ節
- 日本語における動詞句の限界性の決定要因—対格名詞句が存在する動詞句のアスペクト論
- 日本語アスペクト動詞の自動性・他動性
- 日本語における付加詞からの摘出
- 種子島方言の終助詞「ケル」
- 英語の不定詞補文動詞の意味構造と推論規則
- 英語法助動詞の意味解釈—語彙特性、語用論、叙述様式のインターフェイス
- 付加詞併合の非循環適用
- 英語/l/、/r/の変動と最適性理論
「BOOKデータベース」 より