キルケゴール主体性の真理
著者
書誌事項
キルケゴール主体性の真理
創文社, 1999.9
- タイトル別名
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キルケゴール : 主体性の真理
- タイトル読み
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キルケゴール シュタイセイ ノ シンリ
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内容説明・目次
内容説明
人間の知的成果として技術的に可能になったことがらの多くが、今、生命倫理や環境問題の立場から、その実施の是非について問われている。だが、それに答えるべき人間自身は自分自身のあり方については忘却し、忘却していることにさえ、気づいていない。このような時こそ、生きている自分自身の内実を取り戻す手がかりとして、キルケゴールによる主体性の真理の追求を受け止めるべきである。
目次
- 緒言 キルケゴールが追求したことを跡づけるために
- 第1部 問い—自己自身を明らかにするために(発端の問い—『ヨハンネス・クリマクス』草稿;反復の可能性;真理の問い—『哲学的断片』の場合;ヤスパースのキルケゴール理解 ほか)
- 第2部 救い—真理存在になるために(キリスト教の場合への移行—ヨハンネス・クリマクスからアンチ‐クリマクスへ;罪の不安—『不安の概念』;罪の現実;罪の赦し—問いの答え)
- 結語 キルケゴールが行き着いたところを受け止めて
「BOOKデータベース」 より