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世界に生きる

栗林輝夫編

(「講座」現代キリスト教倫理, 4)

日本基督教団出版局, 1999.10

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セカイ ニ イキル

Available at  / 118 libraries

Note

参考文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

冷戦構造の終結以来、世界は新しい枠組みの時代へと移行しつつある。だが新たな世界のイメージは依然として不透明である。世界は民族主義や宗教間紛争のただなかにある。地球は最近まで広大で無限の豊かさを約束しているかのように思われた。しかし今、資源枯渇が問題となり、分配の不平等、環境の悪化が誰の目にも明らかになりつつある。地球大的規模に拡大した倫理的課題を考える。

Table of Contents

  • 序論 グローバル化時代のキリスト教倫理
  • 第1章 国際政治の倫理
  • 第2章 民族・文化・人権—オイクメネー(人間の住む全地)の新たな可能性を求めて
  • 第3章 EUとポスト国民国家の倫理
  • 第4章 世界経済の倫理
  • 第5章 現代アジア教会の倫理学の課題—「グローバル市場経済」の問題と信仰間の対話によるグローバル倫理の構築に向けて
  • 第6章 戦争・軍備・平和—「戦争」という現実から「平和」をつくり出す
  • 第7章 食糧問題
  • 第8章 観光産業・人身売買そして移住へ—グローバリゼーションの陰で
  • 第9章 環境問題と共生
  • 第10章 情報化社会のメディア問題に取り組むキリスト者たち—WACCの活動とその実践倫理を中心に
  • 第11章 世界の諸宗教、文化との共生—宗教間対話の視点から

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