哲学の原風景 : 古代ギリシアの知恵とことば
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哲学の原風景 : 古代ギリシアの知恵とことば
(NHKライブラリー, 106)
日本放送出版協会, 1999.11
- タイトル読み
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テツガク ノ ゲンフウケイ : コダイ ギリシア ノ チエ ト コトバ
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注記
参考文献: 各章末
古代ギリシア哲学年表: p[194]-[195]
内容説明・目次
内容説明
「私自身を知りたい」紀元前五世紀のヘラクレイトスの言葉は極めて今日的である。タレス、ピタゴラス、パルメニデス、プロタゴラス…、ソクラテス以前の思想家たちは様々に「世界」や「人間」を探究していたが、そこには今日へと繋がる共通の思考態度=論理の誕生があった。彼らの残した言葉を読むことにより「哲学の始まり」の時期に立会い、「哲学とは何か」をその原風景から問いなおす書。
目次
- 序章 哲学の始まりとしての古代ギリシア
- 第1章 「万物の原理」を求めて—タレスとミレトス派
- 第2章 「宇宙の調和」と数の神秘—ピタゴラス派
- 第3章 オリンポスの神々を越えて—神話の論理と倫理
- 第4章 「万物は流転する」—ヘラクレイトスの謎の箴言
- 第5章 存在と論理—パルメニデスとエレア派の道
- 第6章 自然像の再構築をめざして—多元論と原子論
- 第7章 人間への眼差し—ソフィストと相対主義
- 終章 「ソクラテス以前の思想家」とギリシア哲学の「合理性」
- 補論—古代ギリシア哲学を学ぶために
「BOOKデータベース」 より