秩禄処分 : 明治維新と武士のリストラ
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書誌事項
秩禄処分 : 明治維新と武士のリストラ
（中公新書, 1511）
中央公論新社, 1999.12
- タイトル読み
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チツロク ショブン : メイジ イシン ト ブシ ノ リストラ
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注記
参考文献: p208-213
内容説明・目次
内容説明
秩禄処分とは明治期に行われた華族・士族の家禄を廃止する措置であり、学制・徴兵令・地租改正に匹敵する改革である。これによって武士とという特権的身分は完全に消滅した。さほどの暴力的手段を用いることなく、わずか十年でこの改革をなしえた背景には何があったのか。社会全体の変換期にあって、政治家が決断力とリーダーシップをもって国家目標を示し、士族たちもまた、それを理解した。天下国家への「志」が存在したのである。
目次
- 第１章 江戸時代の武士
- 第２章 維新期の禄制改革
- 第３章 留守政府の禄制処分計画
- 第４章 大久保政権の秩禄処分
- 第５章 禄制の廃止
- 第６章 士族のゆくえ
「BOOKデータベース」 より