ケストナー : ナチスに抵抗し続けた作家
著者
書誌事項
ケストナー : ナチスに抵抗し続けた作家
偕成社, 1999.12
- タイトル別名
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Die Zeit ist kaputt : die Lebensgeschichte des Erich Kästner
Erich Kästner, 1899〜1974
- タイトル読み
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ケストナー : ナチス ニ テイコウ シツズケタ サッカ
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注記
ケストナーの肖像あり
ケストナー年譜: p396-403
内容説明・目次
内容説明
若い世代にとって、ケストナーは、もはや社会ロマン派の作家であり、児童文学作家にすぎなかった。彼らには、なぜケストナーがナチスに禁じられたのか、わからなかった。ケストナーの全体像は、学校でも家庭でも、教えられることはなかったのだ。今日のケストナーといえば、児童文学作家としてしか確立された地位を得ていない。だが、それだけでは、今世紀最大の時事評論家として活躍してきたケストナーに対する、十分な評価とはいえないだろう。激動の時代を生きのびて、人々に自由と平和の意味を訴え続けた、作家の生き方。ドイツ児童文学賞受賞。
目次
- ドレスデンに生まれて
- 子ども時代
- 大砲の花咲く国
- ひとりぼっちの幸運児
- 天使のいたずら
- ベルリン
- 小さな執筆工房
- 『エミールと探偵たち』の誕生
- 燃えている
- 冬眠〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より