ウィーンのユダヤ人 : 一九世紀末からホロコースト前夜まで

書誌事項

ウィーンのユダヤ人 : 一九世紀末からホロコースト前夜まで

野村真理著

御茶の水書房, 1999.12

タイトル別名

ウィーンのユダヤ人 : 一九世紀末からホロコースト前夜まで

タイトル読み

ウィーン ノ ユダヤジン : ジュウキュウセイキマツ カラ ホロコースト ゼンヤ マデ

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注記

史料・文献目録: 巻末p9-46

内容説明・目次

内容説明

19世紀末からホロコーストの前夜までウィーンのユダヤ人社会は、「しかし」から「しかし」へと、「こだわり」から「こだわり」へと揺れ続けた。ユダヤ人は、多民族国家ハプスブルクを礼讃しつつも、そこでの民族共存が幻想にすぎなかったことを知り、みずからユダヤ民族主義へと走りつつも、民族自決の限界と危険性を認識したのである。本書は、ウィーンのユダヤ人社会の体験に取り組んだ研究である。

目次

  • 第1部 世紀末ウィーンのユダヤ人社会(世紀末ウィーンのユダヤ人社会;反ユダヤ主義とオーストリア神話)
  • 第2部 第一次世界大戦とユダヤ人(ガリツィア・ユダヤ人難民;戦間期オーストリアの反ユダヤ主義)
  • 第3部 戦間期ウィーンのユダヤ人社会(戦間期ウィーンのユダヤ人社会;放浪のユダヤ人)
  • ホロコースト前夜
  • 補論 1848年3月前期ウィーンのユダヤ人社会

「BOOKデータベース」 より

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