文化としての生殖技術 : 不妊治療にたずさわる医師の語り

書誌事項

文化としての生殖技術 : 不妊治療にたずさわる医師の語り

柘植あづみ著

松籟社, 1999.12

タイトル別名

Reproductive technology as culture

文化としての生殖技術

タイトル読み

ブンカ ト シテノ セイショク ギジュツ : フニン チリョウ ニ タズサワル イシ ノ カタリ

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注記

著者の博士論文『医師の生殖医療技術観: 「不妊治療」における日本の産婦人科医の意識と行動に関する事例研究 』(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科, 1996.3)を基にしたもの

引用文献・参考文献: 巻末p41-52

内容説明・目次

内容説明

インタビュー調査から浮かびあがる日本の産婦人科医の生命観・家族観・自然観。医師たちは「患者のため」に新しい生殖医療技術を開発・応用していると語る。患者たちはその医療で悩み苦しんでいる。なぜ、このようなズレが生じるのだろうか?生命現象に介入する医師の社会的・文化的な欲望のミクロ政治学。

目次

  • 序章 本書の背景と目的
  • 第1章 これまでの研究と本書の位置づけ
  • 第2章 医師の意識と行動を調査する
  • 第3章 不妊治療技術についての医師としての態度
  • 第4章 医療技術の評価—患者の論理と医師の論理
  • 第5章 医師の「家族」観・「親子」観
  • 第6章 「自然である/ない」という観念と医師としての態度
  • 第7章 「不妊は病気か」—「病気」概念と不妊の医療化
  • 第8章 医師としての態度と「個人」としての態度
  • 終章 なぜ不妊治療技術は進展しつづけるのか

「BOOKデータベース」 より

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