ピュタゴラス派 : その生と哲学
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書誌事項
ピュタゴラス派 : その生と哲学
岩波書店, 2000.1
- タイトル別名
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Introduzione a i pitagorici
- タイトル読み
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ピュタゴラスハ : ソノ セイ ト テツガク
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注記
文献一覧: p275-294
地図: p325-[331]
原著 (Roma ; Bari : Laterza, c1996) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
古来多くの証言によってギリシアの哲学や科学の創始者とさえ信じられてきたピュタゴラス。すでに始まりから謎に包まれていたこの伝説的人物とその教団のすがたを、さまざまに錯綜する資料・断片のうちから浮かびあがらせる。ブルケルトによる画期的な研究以降の新成果をふまえ、関連資料を丹念に紹介しながら、紀元前6世紀から新ピュタゴラス主義の復活に至るまでの概観を与える解説書。“始源”への欲望によって絶えず再生産され続ける伝説を、入念な資料批判によって一つひとつ突き崩す古典文献学・古代哲学史のスリリングな営みの現場へ読者を案内する。研究史概観、文献一覧、地図、索引つき。
目次
- 第1章 問題と資料
- 第2章 政治家ピュタゴラスとピュタゴラス主義の歴史的展開
- 第3章 奇跡を行なう人ピュタゴラスとその結社の組織
- 第4章 ピュタゴラスの知
- 第5章 ピュタゴラス派の哲学
- 第6章 最後のピュタゴラス派
- 第7章 新ピュタゴラス主義
- 第8章 結論
「BOOKデータベース」 より