近世ドイツ帝国国制史研究 : 等族制集会と帝国クライス

書誌事項

近世ドイツ帝国国制史研究 : 等族制集会と帝国クライス

渋谷聡著

(Minerva人文・社会科学叢書, 32)

ミネルヴァ書房, 2000.2

タイトル読み

キンセイ ドイツ テイコク コクセイシ ケンキュウ : トウゾクセイ シュウカイ ト テイコク クライス

大学図書館所蔵 件 / 162

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献一覧: p195-204

内容説明・目次

内容説明

中世後期および近世ドイツにおいて、神聖ローマ帝国にいかなる位置づけが与えられるべきであろうか。また、近世ドイツの帝国の連邦的体制を成り立たしめていた、構造上の原理ないしは国制構造のメカニズムとは、いかなるものであったのだろうか。連邦的体制としての帝国の政治的体制は、帝国議会を政治的中心ないしは頂点とする「さまざまな国制段階に応じた等族制集会」における政治的意思ないしは合意の形成のうえに、成り立っていたといえる。本書では、帝国の地方制度である帝国クライス制度の歴史を三期に分け、国制上の位置づけを明らかにする。

目次

  • 第1篇 等族制集会と政治的意思形成(問題の所在;近世ドイツ帝国の等族制集会;政治的意思形成の原理と構造—西南ドイツ3帝国クライスと関税闘争(1564〜76年))
  • 第2篇 対トルコ戦争と帝国クライス制度(帝国収税長官と帝国クライス;シュヴァーベン・クライスにおける遠征軍の組織と管理)
  • 第3篇 永久帝国議会とクライス制度(永久帝国議会をめぐる研究の現状;クライス制度との連関(1662〜64年))

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA4565997X
  • ISBN
    • 9784623031894
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vi, 220p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ